2006年06月06日

ゆずりは

片づけをしていると ポケット詩集
が ころりっと出てきました。この詩集は聞いたことのあるものや いい詩がたくさんで、つい よみふけってしまいました。
なかでも 一番の おきにいり、教科書にのっていて ページをやぶってとっておいた ゆずりは の詩。これはこの詩集がでるまで ずっと捨てられなくって・・。

昨日 捕まった秋田の小1殺害事件。豪憲君の事件の犯人は・・
週刊誌の見出しがリークしていたとはいえ、やはりショックでした。
世のお父さん お母さんは  たいがいは みんなこんな思いでいるのだと 信じたい。

子供のころに読んだときは、親もこういう思いなんだなと 思って 
涙もろかった私は 時々 かってに泣けちゃったこともありました。
そして私自身も結婚して 子供ができ、
忙しく バタバタした日常ですが、
今 まさに この詩の状況です。感慨深いです。
ちっとも 立派な親ではなく、迷い悩みながらでは
ありますが。

いつか子供も 結婚して 子供ができて、
そして 私も 老いていくんだなあ・・。
せつないけれど、おおいなる力を感じ、めぐっていくのだと・・。
節目に よみかえしていきたいです。

ちなみに どんなはっぱなんだろうと
昔から 想像していましたが
コチラのサイト ゆずりは Daphniphyllum macropodum に 
 のっていました。もっと大きなはっぱだと 思っていました。



ゆずりは  
                    河井酔茗
こどもたちよ、
これはゆずりはの木です。
このゆずりはは
新しい葉ができると
入れ代わって古い葉が落ちてしまうのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉ができると無造作に落ちる、
新しい葉にいのちを譲って。
こどもたちよ、
おまえたちは何をほしがらないでも
すべてのものがおまえたちに譲られるのです。
太陽のまわるかぎり
譲られるものは絶えません。
輝ける大都会も
そっくりおまえたちが譲り受けるものです、
読みきれないほどの書物も。
みんなおまえたちの手に受け取るのです、
幸福なるこどもたちよ、
おまえたちの手はまだ小さいけれど。
世のおとうさんおかあさんたちは
何一つ持っていかない。
みんなおまえたちに譲っていくために、
いのちあるものよいもの美しいものを
一生懸命に造っています。
今おまえたちは気がつかないけれど
ひとりでにいのちは伸びる。
鳥のように歌い花のように笑っている間に
気がついてきます。
そしたらこどもたちよ、
もう一度ゆずりはの木の下に立って
ゆずりはを見る時がくるでしょう。



ポケット詩集は 3まで でているとは
しりませんでした。欲しいです。
子供も いつか 読んでほしい!

ポケット詩集
ポケット詩集
ポケット詩集〈2〉
ポケット詩集〈2〉
ポケット詩集〈3〉
ポケット詩集〈3〉

posted by まいっち at 11:31 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(1) | 気になる問題
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